子宮卵管造影検査後は妊娠しやすい?

子宮卵管造影とはどういうものなのでしょうか?子宮卵管造影について詳しく説明していきたいと思います。

可愛い赤ちゃんを連れてあるく夫婦の姿を見ると「私達にはなぜこうの鳥がこないのだろう」と嘆く不妊に悩む人達は年々増えています。赤ちゃんは直ぐに出来ると考えている人も未だに多く、結婚してか上手くいかないことがストレスとなりますます妊娠出来なくなる人もいるようです。

そんな夫婦が受けたいのが「不妊治療」です。この治療は生理周期で色んな検査を行いますが、子宮卵管造影(HSG)で卵管に異常があると「妊娠が出来ないのではないか」と不安に思う人もいるようです。子宮卵管造影(HSG)は、卵管の異常を発見するだけでなく詰まりを良くして妊娠しやすくなる一面も持っています。

子宮卵管造影(HSG)は不妊に欠かせない大切な検査

不妊治療では、先ず原因がなんであるかを調べなくてはいけないので、超音波による卵胞検査から基礎ホルモン検査、感染症の有無、子宮卵管造影(HSG)と検査していきます。

超音波検査では、卵胞の大きさを確認したり排卵日を推定できます。この超音波でも子宮の形の異常や、子宮筋腫子宮内膜症を発見できますが、子宮卵管造影(HSG)では更に詳しく形の異常や卵管の通りがしっかりしているか等を調べます。

この卵管が通っておらず、閉塞しているとなると自然妊娠だけでなく人口受精も妊娠が出来なくなるからです。この他に、子宮の奇形など妊娠出来ない原因が子宮の内部や卵管にないかを調べるのはとても大切な事で、子宮卵管造影(HSG)を受けて卵管の通りが良くなれば妊娠率が上がるようです。

子宮卵管造影(HSG)は何をするの?妊娠出来なくならない?

子宮口から、カテールを通して造影剤を注入していきます。

子宮にバリュウムを入れるような検査と言えば分かりやすいでしょう。卵管は10cm程の長さで、厚さは1mmて非常に細い管です。

造影剤を注入すると、左右の卵管に流れていきレントゲンで確認出来るようになるのです。卵管が詰まっていると、その部分は写らないので卵管閉塞や卵巣との癒着が発見できたりします。

この子宮卵管造影(HSG)は、レントゲンにより行われるために、放射線の影響で妊娠出来なくなるのでは?

と心配ですが微量なものですから、この子宮卵管造影検査で妊娠できなくなる事はありません。

卵管閉塞が子宮卵管造影(HSG)で発見されたらどうするの?

病院
卵管は精子が子宮にたどり着く為の大切なトンネルです。

この卵管が詰まると、精子が子宮に届く事がなくなるので妊娠出来なくなります。

子宮卵管造影(HSG)で造影剤を通す事で、妊娠しやすくなるとも言われますが、卵巣との癒着があると造影剤が通ることはありませんし、片方だけが詰まっていても、自然妊娠は不可能ではありません。

だだし、2本あるものが1本だけとなると妊娠出来る確率も低下しますので場合によっては治療を行います。

子宮卵管造影(HSG)で癒着発見!その原因とは?

クラミジア
細い卵管は、子宮内で炎症を起こすと癒着しやすくなります。

子宮内膜症で起こりやすいと言われていますが、最近ではクラジミア感染による閉塞が増えていますし、大腸菌も閉塞の原因になります。

感染症の検査は、不妊治療の中でも初期に行われるので、その時点で感染が認められると卵管閉塞が起きている事が多いようです。

子宮卵管造影(HSG)で癒着が消える?

不妊検査で大切な子宮卵管造影(HSG)ですが、子宮や卵管の異常を発見するだけでなく、通りが悪い卵管を掃除する役目もあります。完全な癒着は、造影剤ではどうにもなりませんが、軽いものは刺激で剥がれる可能性もあります。

完全両管にに閉塞があると診断されると、卵管形成手術で機能を回復させれば自然妊娠も期待できます。卵管が閉塞しても、排卵が出来ていて子宮に問題がなければ体外受精も可能ですから、子宮卵管造影(HSG)を受けても、形成手術を受けても妊娠できないのであれば体外受精も考えましょう。

子宮卵管造影(HSG)では子宮内腔の形も分かります

子宮では赤ちゃんが育つ為に大切な、子宮内膜が作られます。この子宮内膜は赤ちゃんが快適に過ごすためのベットですから、広くて快適でなくてはいけません。ところが子宮筋腫があったり、子宮内膜症であるの内腔が変形してしまい子宮内膜が上手く作れなくなってしまいます。

こうなると着床率が低下するので、なかなか妊娠に至らない事に繋がります。子宮筋腫は経過を見ながら、不妊治療をすれば問題はないのですが子宮内膜症になり重症になると妊娠できなくなる確率が高くなります。早めの治療で妊娠も可能ですし、全く妊娠できないわけでもありません。

子宮卵管造影(HSG)で発見される子宮奇形

この子宮奇形は、お腹の中で赤ちゃんが成長する過程で起きるので先天的なものです。

種類も多種で、ミュラー管が子宮になる成長過程で止まるのが原因です。

子宮卵管造影(HSG)でこの子宮奇形が発見された場合ですが、これが不妊の原因である場合には手術が必要ですが症状も様々ですから、そのままホルモン治療を行い妊娠できる事もあるようです。

子宮奇形だから、絶対に妊娠できないわけではありませんし、妊娠して胎児への影響も奇形の種類により異なります。不育症になりやすい、双角子宮や中隔子宮であると手術を勧めらる事もあるので、家族と話し合い決めていきましょう。

子宮卵管造影(HSG)で妊娠しやすくなる?

卵管や子宮の状態を確認する検査で、造影剤を使うと卵管の詰まりが治ってしまい妊娠したと言う人もいます。

検査後の半年以内に、妊娠率が高くなる事から言われていて、妊娠できないと悩んでいる人の希望の光でもあります。

卵管が詰まっていたり通りが悪いのは自覚症状もないので、不妊治療を始めないと気づかない事が多いのです。妊娠率を高めるために努力をしていても、詰まりや癒着を自力で改善する事は出来ないからです。

妊娠したいから子宮卵管造影(HSG)検査を受けた、私の体験談

卵管が閉塞したり詰まっているのは、自分では分かりません。不妊治療を始めた時に、友人から「子宮卵管造影(HSG)辛かった」と聞いていたので、医師から「次は子宮卵管造影(HSG)しましょう」と言われた時は正直びびりました。

油性の造影剤の方が、痛みも少ないし経過を見ながらだと量も微量で済むのでその方が良いと言うことでした。水性の造影剤を使うと、1日で終わるので楽だそうですが細かい事は油性の方がハッキリするのでやり直しをしない為にもその方が負担が少ないそうです。

完全に閉塞していると痛みがあるようですが、子宮筋腫のサイズ的に「通りが悪いだけだと思うし、子宮卵管造影(HSG)後に妊娠した人もたくさんいるから安心して」と言われたんです。時間は1分位で、レントゲンを撮ったら翌日も来てくださいねと帰宅。感染の予防に抗生物質を貰って飲みました。

子宮卵管造影(HSG)を受ける当日は、入浴や性交はタブー。なれないことをしたからか、ぐったりと疲れてしまいました。翌日も同じ様に検査を行ってレントゲンを撮ります。癒着はなかったものの、左の卵管の通りが少し悪くなっていたと言われました。

この造影剤を使うと、卵管が掃除されて精子が通りやすくなるので後はタイミング法で頑張りましょうと励まされ安心。子宮筋腫はエコーでサイズも確認していましたし、ギリギリ手術対象外なので冷やさない事やストレスを溜めない事、葉酸をしっかり摂取するようにとアドバイスも受けました。

半年位で妊娠しなかったら、体外受精になるのかなとも思いましたが、子宮卵管造影(HSG)のお陰か半年以降に見事に妊娠しました!

子宮卵管造影(HSG)で、詰まりがあると聞いた時には妊娠はできないのかな・・・と落ち込みましたが医師から「大丈夫だから頑張りましょう」の一言が楽にしてくれたと思います。

妊娠希望をするなら、早めに定期的な婦人科検診は受けておきましょう。早くに、詰まりや閉塞が見つかれば治療も出来ますし、自然妊娠も出来るのですから諦めないでください。

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