採卵に空胞と言われて…卵子がないってどういうこと!?

卵子
ベビ待ちをしていても中々授からないとなると、頭を過るのが不妊です。

現在では妊娠出来る生活をしながら1年以上妊娠兆候がないと不妊とされるようになりました。

そうなると不妊治療を検討する必要があり、卵巣や子宮の状態だけでなく卵子がきちんと育てられているかを調べる事になります。

この卵子は「卵胞」で包まれ育つのですが時には卵子が存在しない卵胞が作られてしまう事があるのです。これを空砲と呼んでいるのですが、どうしてこの様な事が起きるのでしょう。

空砲って何?卵胞は卵子を作るものではないの?

不妊治療を始めると、先ずは「卵胞のチェック」が行われます。これはタイミング療法でも、体外受精を選ぶにしても最初に検査する大切なものです。超音波検査では、卵胞の存在は確認できますが卵子は取り出して検査をしないと状態を確認する事が出来ません。

なぜなら卵子は卵胞で包まれていて、超音波検査で見えるのは卵胞液と呼ばれるものです。

種ありブドウをイメージすれば分かりやすいと思いますが、成長するまで卵子は卵胞で守られているのです。この卵子は全てが排卵するわけでなく、卵胞内でしっかりと成長し元気なものだけが排卵されるので、残った卵子は生理が始まると徐々に消えてしまうのです。

強く元気な卵子は、どんどん大きく成長していくので、卵胞チェックではその成長を見守ると共に、卵子が卵胞の中に存在しているかを確認します。時に、この卵胞に卵子がない事があり、これを空砲と呼ぶのです。

空砲で卵子が存在しない!その原因とは?

不妊治療を始めてみると、卵胞はたくさんあってもその中の幾つかが空砲である事があります。東尾理子さんも、ホルモン治療を受け妊活されていたそうですが、何度も採卵した卵胞が空砲であったと言っています。

通常はホルモン分泌される事で、一番元気で優秀な卵胞が育ちますが、ホルモン誘発剤を使って全ての卵胞を育てると中には空砲であるものもあります。この他にも、色んな原因があり各々に特徴があります。

遺残卵胞による空砲

卵胞は生理が始まると、ぐんぐん成長しますが、中で一番大きく育つ「主席卵胞」が作られると、残りの卵胞は成長をやめてしまい消てしまいます。もともと作られていた卵胞の方が成長は早いので、後から誘発して作られる卵胞は未成熟である事が多く消えずに残ってしまう事があります。そうなると卵胞の存在はあっても、卵子だけが消えてなくなる空砲になるのです。

黄体形成ホルモン(LHホルモン)の分泌が関係している

黄体形成ホルモンは、妊娠を維持する為の大切なホルモンです。卵胞が成熟すると排卵を促したり排卵後の卵胞を受精卵にしやすくする働きをするのですが、上手くこのホルモンが分泌されないと卵子が飛び出せなくなり消えて空砲となる事があります。

卵胞の発育不良

卵胞が育つにつれて、卵胞ホルモンも増加し優良な卵胞を作り始めるのですが、この働きが悪いと上手く成長できなくなり空砲となります。

卵胞が空砲になる原因で一番多いのは加齢が原因

加齢によりホルモンの低下が起こると、卵子を育てる環境が悪くなります。加齢でも、生理があれば卵胞は作られるのですが卵子の成長がゆっくりになり未成熟になりやすいために、消滅しやすくなります。

卵子が未成熟であると、卵胞の中で自然消滅してしまう確率が高くなります。高齢になると妊娠しにくくなるのは、卵子の老化が原因であるからです。空砲を防ぐには、卵子の質を高くする事と成長する環境を作ることが大切なのです。

空砲を改善して元気な卵胞を作るには?

たとえ卵胞が育ったとしても、質の良い卵子がなくては空砲へと繋がります。卵子の成長を促すためには、卵子そのものが元気である事が必須ですから、不妊治療に頼るだけでなく自分の身体を変えていく事も考えていかなくてはいけません。

基礎体温で排卵周期を把握する

基本中の基本の基礎体温では、自分の身体の不調や排卵リズムを調べることが出来ます。ちょっとしたリズムの狂いも、基礎体温でチェックできるのできちんと計測しましょう。

身体を冷やさないように温める

妊娠しやすい身体にするためには冷えは大敵です。締め付けの強い下着や衣類は避けて、ゆったりしたものを身に付けましょう。外気やエアコン等で身体を冷やさない工夫も日頃からしっかりやりましょう。カーディガンを着用したり、膝掛けを利用するのも良いと思います。普段の飲み物も、温かいものを積極的に飲むようにしたいですね。

食事はバランス良く!

ダイエットは身体の代謝リズムを狂わせてしまい、冷えやすくしてしまいます。1日3食しっかりと食べるのはもちろんですが、偏食を避けて何でもしっかり食べましょう。血液をサラサラにするような食材を出来るだけ使うようにすると良いでしょう。

習慣にしたい運動

運動習慣は、健康促進だけでなくホルモンバランスを整えてくれますし、筋肉の強化や血行促進など良いことばかりです。年々体力は低下するので、自分で出来る簡単な運動から始めてください。運動を習慣にする事で、ストレス解消にも繋がります。

禁煙は絶対に!アルコールは程ほどに

男性の禁煙が増えている中で、女性の喫煙者は年々増えています。タバコの害は、やめても直ぐには抜けていきません。妊娠を希望するなら、今すぐに禁煙しましょう。副流煙も同じですから、夫婦での禁煙がベストです。なにより卵子の老化を早める活性酸素そのものです。空砲の原因だけでなく、流産リスクを高めてしまいます。

排卵誘発剤は空砲の原因?

排卵がスムーズにいかない場合には、排卵誘発剤を使い卵胞を多く作り、中でも良い卵胞を受精卵にしていきます。不妊治療では有効なものですから、これが問題とは言えません。空砲の根本的な卵子の質を改善しない限りは、排卵有効剤のタイミングや成熟を誘発するHCG注射をしても改善は見られないのです。

加齢に負けない!!卵子を育て空砲を防ぐには葉酸の摂取を!

空砲になるのは、細胞の働きが衰えてしまい上手く卵子が成長しないからです。元気な卵子を作るには、細胞分裂がスムーズに行われる事が大切です。その為には、命の源であるミトコンドリアの活性化に注目しましょう。

ミトコンドリアが弱ると、卵子の成長だけでなく受精する力も低下します。葉酸サプリの摂取で、ミトコンドリアが活性化し卵子の成長を助けます。

ミトコンドリアは、ビタミンB郡や鉄分とタウリンにより活性化する事も研究で分かっています。

あらゆる方面から、身体に働きかけてくれるので老化する卵子をサポートし元気にするだけでなく空砲を防ぎます。そして妊娠しやすい元気な身体をつくり、妊娠後も栄養補給サプリとして活躍してくれます。

卵子の空砲は葉酸で食い止める!

流産を繰り返し、不妊治療を経て無事に出産するまで私も何度となく空砲である卵胞と対面しました。誘発剤を使うと、どうしても空砲が出来やすいとは聞きましたが、原因はそれだけでなく「卵子の老化」と聞いて自分で出来る事を考えていきました。

空砲を起こさないようにしていくためには、医療に頼るだけでなく自分で改善すべき事は改善すべき。その為にも、こつこつと生活改善しながら葉酸サプリで健康な卵子の成長を促す事が大切なのです。

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